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宮城野納豆製造所亜炭小屋

近代食品工場における動力の変化を示す

みやぎのなっとうせいぞうしょあたんごや

宮城野納豆製造所亜炭小屋

Miyagino natto Seizosho Atangoya

In English
指定区分
Classification
国登録 / 建造物
年代
Age
昭和(戦後) - 昭和25年頃(1950)

Quantity
1棟
指定年月日
Designated Date
令和元年(2019) 12月13日

所在地
Location

宮城県仙台市宮城野区銀杏町663他
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解説
Description

 宮城野納豆製造所は、近代の科学的納豆製造方法の確立に寄与した三浦二郎氏が、大正9年(1920)に創業した納豆および納豆菌の製造・販売店である。昭和9(1934)に若林区南小泉から現在地に移転し、発酵温度の調整ができる「三浦式醗酵室(むろ)(文化室)」を開発して、納豆の近代的製法の確立に貢献した。
 亜炭小屋は、ボイラー室南東方の敷地境に建つ。片流れ屋根の平屋建てで、ボイラー室で燃料として使用する亜炭の保管小屋であった。街路側を背面とし、亜炭の搬入口として、内開きの跳上げ戸を備える。ボイラー室とともに近代食品工場の動力設備の様相を伝えている。

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