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大原一里塚

江戸時代,街道筋に築かれた一里塚か。

おおはらいちりづか

大原一里塚

Ohara ichirizuka

種別区分
道路跡・運河
年代
近世
面積
80㎡

所在地

太白区秋保町長袋字清水久保
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解説

大原一里塚は,市の西部にあり,秋保総合支所から西に約700m,県道仙台山寺線の南側を平行して走る細い道路沿いに位置する。塚のある地点は名取川北岸の段丘上にあたり,標高は約180mで,面積は約80㎡である。江戸時代に街道筋の距離を知る目的で一里ごとに街道の両側に築いた一里塚と考えられており,東西に走る細い道をはさんだ北側と南側に,4mほど離れて2基の塚が存在していた。平成12年(2000)に道路拡幅工事に伴い,仙台市教育委員会によって南側の塚が調査され,現在は北側の塚だけが保存されている。南側の塚の調査では塚の盛土中から遺物が全く出土せず,塚の周辺においても遺構・遺物が全く認められなかったため,築造年代を限定することは困難である。

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