昭和30年から50年にかけて本校は、仙台市や宮城県、東北全域の国語教育の中核校として研究実域や授業公開に努めてきました。

テレビ文化の浸透に伴う活字離れが指摘され始めた昭和40年、「夏休み朝読み運動」が始まり、以来30年以上にわたって、図書館教育の一環として実践が積み重ねられてきています。本に慣れ親しむことにより、思考力や創造性を高め心豊かな人間性を育てるとともに、生涯学び続けるための基礎を身につけさせたいという願いのもとに、家庭と学校が連携しながら運動を続けてきました。

昭和32年創刊。分冊だったものが、昭和48年の100周年記念号から全校で1冊の文集となり、今日まで81号を数えます。普段の作文指導をもとに、6年間であらゆる分野の文章を書いたり、友達の作品を味わうことで児童の心を豊かに育てています。

昭和40年に特殊学級が開設されてから今日まで、特別支援児学級との交流や異年齢集団での活動を童祝した教育活動を展開しています。これらの活動を通して思いやりの心やお互いの個性の尊重等豊かな人間性の育成をねらいとしています。
また、学年学級の枠をはずし、1年生から6年生を縦割りグループに編成し、年間を通して活動しています。
5月の顔合わせを皮切りに、年間10回程度縦割り遊びを取り入れたりして、活性化を図っています。

本校には「なかよし学級」と「ひまわり学級」,「わかくさ学級」の特別支援学級があります。障害のある児童と通常の学級の児童とのふれあいで、共に生きる姿勢や優しさを学ぶ点で交流学習の意義は大きく,給食や学習、縦割り活動などで交流学習を進めています。